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伊那赤松のクラフトビールが誕生しました!!

伊那赤松のクラフトビールが誕生しました!!

長野県南部に位置する「伊那谷」は、南アルプスと中央アルプスという3000m級の山脈に挟まれた谷状のエリアで天竜川に沿って南北に広がります。本州のほぼ中央に位置することから東西の文化が融合する地域としても知られ、長野県の中では温暖で雪が少なく、両アルプスに囲まれて寒暖差が大きい気候特徴をもつため、野菜や果実などバラエティに富んだ農作物の一大産地です。
その伊那谷の伊那ICの近くに、農地と住宅が点在する広域農道沿いのIn a daze Brewing(イナデイズ)、タップルーム併設ブルワリーに伊那赤松のクラフトビール、OFIB(オーエフアイビー)が誕生しました。

赤松の新葉と青松ぼっくりを使ったクラフトビールのお味は?

クラフトビールの名は、OFIB(オーエフアイビー)原材料は、麦芽、松の新葉、青松ぼっくり、ホップ、アイリッシュモス(アルコール分:7%)、お味は、地元の伊那赤松の新葉と青松ぼっくりを使っているので、ジューシーさもあり、香りはとっても爽やかで、森林浴をしているような気になれるくらいの松の香りのIPA(インディアペールエールの略称)です。
IPAは、たくさんのホップを使い、それでホップの味、苦味、香りがビールに染み込み、ホップの種類によって、苦味度合と香りが変わってくるそうです。商品販売は、▶︎こちらを参照。

ビール誕生の秘話

原料の赤松は、少し前までは、伐採されて山で放置されるか、焼却されるか、使い道のない木でしたが、地元で活動されるNPO法人森の座さんの伐採した、味も香りも良い伊那赤松の葉や松ぼっくりを無駄にしたくないという熱い想いと、イナデイズのオーナー兼ブルワーさんの地産地消の農作物としてのビールを醸造したいという熱い想いでコラボが実現し、何度も試作を繰り返しながら伊那赤松が形を変えて、誰にでも喜ばれる松のクラフトビールとなりました。

お店誕生の秘話

お店の名は、信州伊那谷の食・農・人をつなげる「In a daze Brewing(イナデイズ ブルーイング)酔っぱらう」「ぼーっとする」という意味を持つ“In a daze”と「伊那(イナ)」を掛け合わせて、「伊那のビールを飲んで、ここでのんびりしてもらいたい」という想いでIn a daze Brewing。
実はオーナー兼ブルワーさんの出身は愛知県。6年間の学生時代を過ごした伊那谷、農業をはじめとした産業や風土、食文化、そこで暮らす人々にふれ、「いつか長野で暮らしたい」という思いを抱かれ、一度、愛知県に就職後、各地のクラフトビールにふれて、ホップ、モルト、水、酵母、副原料からなる「農作物としてのビール」に興味を抱き、胸に抱いていた「農業と信州に関わる仕事」がつながることに気づきブルワー(醸造士)として歩むことに
「Brew a better life」(より良い生活が、よい人生を醸す)信州伊那谷の自然や歴史文化、人を素材としたオリジナルビールで、より良いくらし、人生のきっかけになれば」
ビール醸造を通じて農業や伊那と関わり、将来的には地産地消によって地域の中でエネルギー循環させるまでを描く。OFIB(オーエフアイビー)は、それがかたちとなったのであろうか?

一部は日本ビアジャーナリスト協会の記事より抜粋