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紙面環境シンポジウムで松葉ジュースの試飲会

紙面環境シンポジウム後の交流会で松葉ジュースの試飲会

箕輪町の有志でつくる西部山林環境改善保全会紙面環境シンポジウムが行われ、山林保全に関する有識者の提言をまとめた小冊子を配布し、災害に強い森林復元に向けた「直根ブロック苗」の作り方の講習会が行われました。

小冊子は日本熊森協会(兵庫県)やミツバチと森をつくる会(奈良県)らがツキノワグマや日本ミツバチの保護などを通じて山林保全・再生について提言されています。

会の終了後の交流会で「女松の会」による松葉ジュースの試飲会に「お松を愛する会」も応援参加し、多くの方に松の良さを知って頂くことができました。

紙面シンポジウムの小冊子は500円で購入できます。お問い合わせは、西部山林環境改善保全会の広報・渉外担当中澤千夏志 motor356s@docomo.ne.jp まで

松葉ジュースの紹介

交流会で松葉ジュースの試飲会が行われ、松葉の良さをお伝えするための資料を配布しながら、ついつい熱がはいり、試飲会の様子の写真もとり忘れてしまいました。とほほ。。

試飲会だけでは、松を広めたい想いがさめやらず、ヒカルランドでお会いした中村さんに松葉ジュースを送りました。そしたら、なんとなんと、松葉ジュースを動画でご紹介を頂きましたので、どうぞ画像をクリックしてご視聴ください。

配布資料

以下は、紙面環境シンポジウムで配布した資料です。クリックで拡大表示されます。又、必要な方は、女松の会サイトからダウンロードできます。

直根ブロック苗の作り方の講習会 講師 元信大教授の山寺喜成さん


山寺喜成さんから「なぜ直根なのか」との基調講演があり、直根とは、重力方向に伸びる性質を持った太い根のことです。直根が地中深く伸びると災害に強く崩れにくい森林になります。通常、天然林には直根はありますが、植栽林には直根がなく災害に弱いそうです。写真左が直根がなく倒木となりやすい根、右は太くて長い直根があり災害に強い根です。
この違いは、ポット苗やコンテナー苗は、直根の伸長を著しく抑制した苗木となり、重力方向に伸長する性質が失われ直根が消失するからだそうです。
それで、今回のイベントで災害に強い森林再生の取り組みとして直根ブロック苗の作り方講習会が行われました。

材料(20個分)バーク堆肥16L、土8L、鹿沼土2L、肥料70g、苦土石灰300g、ベンナイト2L、殺菌剤小3杯

全部の材料と水8Lと混ぜ合わせブロック整形器に押し込む

直根ブロック苗を利用した種蒔きイベントのお知らせ

ブロック整形器から押し出された直根ブロックです、この中央に開いた穴に樹木の種を撒きます。
種まき会は、2020年11月29日JA上伊那北部育苗センターで行われます。申し込み不要で、直根苗ブロック1個100円で販売が行われます。

参加者に「慈愛の炭 古田の里のちゃこちゃん」の配布

今回のイベントでは、箕輪町の街路樹を伊那炭化研究所さんで炭にされ、100Kgが無料提供されました。

それが「慈愛の炭 古田の里のちゃこちゃん」となり参加者に配られ、又、資金源としても地域の方々のご協力を頂きました。

日本熊森協会の紹介

 

全生物のため、人のため、次世代のために、クマなどの大型野生動物が棲む奥山水源の森の再生に取り組む、わが国で唯一の全国組織の実践自然保護団体です。その日本熊森協会誕生物語の小冊子は、1冊100円で感動です。お求めは、▶︎こちらの日本熊森協会から

冊子のはじめにの「ツキノワグマ絶滅寸前」から
1992年、一人の女生徒が、ツキノワグマが絶滅の危機に瀕していることを伝える新聞記事を持ってきました、この記事によって、日本の奥地の広大な森が大荒廃していることを、私たちは知りました。
えさ場を失い、おなかをすかせて仕方なく森から人里へ出てきては、次々と有害獣として射殺されてしまう、クマなどの大型野生動物たち。彼らを絶滅から救おうと、中学生たちは立ち上がりました。

そして、豊かな森を失い滅びようとしているのは、クマだけではなく人間を含めた全生物であることに気づいたのです。「ぼくらは、寿命まで生き残りたい」」生徒たちは行動を開始し、猛勉強を始めました。

アカマツウォーターの紹介

伊那谷産の赤松炭を製造する伊那炭化研究所さんが伊那谷産赤松芳香蒸留水と天然植物精油をブレンドしたアロマスプレー「アカマツウォーター」を商品化されました。森林をイメージしたさわやかな香りと、赤松の除菌成分(フィトンチッド)が特徴です。会場でテイストでき、良い香りでした。