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伊那赤松妙炭を使ったケーク・サレが誕生!!

ケーク・サレの誕生には

伊那谷は、両側を3000m級の中央アルプスと南アルプスの山々に挟まれているので、その間を谷風が365日吹いています。農地の標高差が600mから1100mと高低差が大きく、その昼夜の温度差は10℃以上にもなり、夜間の温度も低いことにより、野菜もおいしく育ちます。そして、そこで育つ伊那赤松は、一年中、香りも良くて味も良い、特に新葉は少し酸味があって渋みは殆どありません。

長野県伊那市、両方のアルプスを眺めることが出来るこの街に、CONTINENTAL (ヨーロッパ大陸的)な料理や自家製生パスタ、伊那谷ガレット、生ハム、ソーセージ、パン、焼き菓子などを提供されているDELICATESSEN(デリカテッセン)kurabeがあります。

この春にkurabeのオーナーシェフにより、伊那赤松妙炭からできた食用炭をつかった「ケーク・サレ」が誕生しました!!

気になるお味は、伊那谷で育った赤松の炭と季節の美味しい野菜が詰まって、お砂糖を一切使わず、甘酒のあまみとパルミジャーノチーズの香りと味、美味しいし身体にも優しい!、テイクアウトの場合は、袋から出して季節の野菜を添えて、ワインや紅茶などと一緒にどうぞ!
他にも赤松の炭と地元産のそば粉、卵、チーズ、夏野菜をふんだんに使った一皿に伊那谷のポテンシャルをぎゅっと凝縮した魅力的なガレットも誕生しています。これから伊那赤松妙炭を使った、さらなる新メニューが楽しみです。

ここ伊那では、少し前までは、赤松は伐採されて山で放置されるか、焼却されるか、使い道のない木ででしたが、KOW森林塾から始まって、やまとわさん、森の座が結成され、伊那市50年の森林ビジョンが採択され、ミドリナ 委員会ができ、伊那炭化研究所さんから食用の伊那赤松妙炭が誕生し、それを使ってKurabeのオーナーシェフの手によってケーク・サレが誕生しました。森を大切に、伊那赤松を大切に、森と暮らしをつなぐ流れがの階段が1段づつ積み上がってきました。
おいしいものは家族をつなぎ、体や健康を作り、生活を満たすものです。また、地域を作り、豊かさをつなぎ、環境を作り、次世代にバトンをつなぐものでもありますと
ダイエットとか身体に良い成分とかではなく、とにかく、美味しい!!が1番に来るものでなければと

熱く語られるKurabeオーナーシェフの言葉に胸が熱くなりました。

これから伊那赤松が特産品となり、日本の赤松の一大拠点となる日も近いかもしれません。
近隣では松がれの農薬散布が行われたところもありますが、伊那では、今まで行われていません。それもこんな方達の森と暮らしをつなぐ努力のおかげであろう。